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2.アデノイド
鼻が出ていないのに、鼻づまりがあるお子さんです。
耳は滲出性中耳炎を繰り返しています。
こういったお子さんの鼻の奥(鼻咽腔)をのぞくと、
この画像のようにアデノイドというリンパ組織が
増殖していることがしばしばです。
このお子さんはENTECによる
アデノイド切除術を予定しました。

喉(のど)の病気・その他

1.声帯ポリープ
声がれを医学では嗄声(させい)といいます。
歌の歌いすぎ、応援団で声を出しすぎ、せき払いのしすぎなど
いろいろな原因で嗄声が起こり、声帯に炎症が起こります。
それを無視して更にひどくなるとこの画像のような
声帯ポリープとなります。
こうなると手術以外には嗄声を直す方法がありません。
1.アレルギー性鼻炎(1画像)
子供の時から鼻つまりで悩んでいる20代の男性です。
右の鼻の所見です。
大きくはり出した下甲介が鼻の中を充満しています。
薬剤に反応が少なく、鼻づまりの程度が強いので、
ENTECによる下甲介手術を予定しました。

鼻の病気


画像で見る耳鼻咽喉科の病気
2.慢性副鼻腔炎・鼻茸
両側の鼻の中には鼻茸があり、
副鼻腔炎がひどくなった状態と考えられます。
単純レントゲンで左側の上顎洞に強い影があります。
CTでは鼻の中の篩骨洞に鼻茸(ポリープ)があり、
左の上顎に貯留液(蓄膿)がたまっています。

3.スギ花粉症の初期治療(レーザー)
13歳の女の子です。スギ花粉症が毎年あります。
今は症状がありませんが、鼻腔通気度という検査をすると
通常の人に比較すると50%しか鼻の通気度がありません。
毎年薬が必要ですが、眠くなるので今年はレーザーを
初期治療で希望されてきました。
右の鼻の所見は下鼻甲介の肥大があります(図1)。
鼻に局所麻酔のガーゼを2枚ずついれて15分待ちます(図2)。
麻酔が完了した段階でレーザー照射を行ないます。
片側2-3分で済みます。下鼻甲介が白くレーザーの光で
焼灼されたのがわかります(図3)。
1週間は炎症反応で鼻水、はなづまりがありますが、
その後は半分くらいの方はこのレーザーだけで薬を
杉の季節に使わなくて済んでいます。
レーザー治療の有効率は80%程度です。




図1

図2

図3

3.喉頭魚骨異物
約2週間前に魚の骨をのどに刺さった。
それ以降とれないとのことで来院した43歳女性。
写真のように声帯のそばの右喉頭被裂部(ひれつ部)
というところに刺さっているのが判明した。
喉頭を麻酔した後、喉頭の異物用ファイバースコープで
摘出した。
 一般には、感染を起こすと声帯のそばなので
呼吸困難を起こして生命の危険性のあるケースで
不幸中の幸いといえる。
 扁桃に刺さると潜ってしまい、慢性扁桃炎の
原因となることもあるので、たかが魚の骨といわずに、
とれなければ耳鼻科医にみてもらうことが大切である。